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旭川のガーデンデザイン
建設地 :旭川市 2010年7月竣工
主な用途:専用住宅ガーデニング
旭川のコートハウスのガーデニングです。
壁に囲まれたプライベートな中庭と対照的な開かれた庭です。
建物に囲まれた都市空間との緩衝ゾーンとして比較的パブリックな
空間です。
ガーデニングとしては初めての3DのCGシュミレーションです。
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居間からの眺めです。
隣接する建物を常緑のニオイヒバでカバーしています。
現在の樹高は5mですが、将来的には10mを越える予定です。
自然樹形に美しく成長する事でしょう。
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和室前の地窓から露地越しの眺めです。
アオダモ、メイゲツカエデ、ヨドガワツツジ等の広葉樹が四季の
移り変わりを美しく演出します。
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ガーデンパーティのメインステージはクオーツストーンです。
北海道で外部に天然石を貼る場合、含水率の高い石は凍害を
起こしてしまうので使える石が限定されてしまいます。
その中でも、クオーツストーンはやわらかい雰囲気が出るので重宝しています。
30cm巾の乱尺は、ラフさと端正な感じがとても良いです。
一般的にクオーツサイトと呼ばれていますが、名古屋モザイクのカタログにはストーンと記載されていたのでそちらで表記しました。
なかなかコストパフォーマンスの高い製品です。
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メンテナンスが必要な芝生ですが、やはり外せません。
土中には排水の暗渠や防草シートを敷き込んで、1ヶ月近くかけて
除草して、出来る限りの対策を行ないましたが、定期的なメンテナンスが欠かせません。
主な芝生のメンテナンス
・散水
・刈り込み
・施肥
・エアレーション、目土
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プライベートな中庭のFRP製のスライドドアを開け放すと、パブリックな
ガーデンと一体化します。
今回のガーデニングで建物のポテンシャルは格段に向上しました。
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シンボリックな造形のコンクリートのプラントボックスは3本一度に見える
場所は限られています。
和室前の錆ミカゲとコートヤードから続くクオーツストーンと芝生の中に
一箇所ずつ設けられています。
それぞれの場を繋ぎ変化するシークエンスのアイキャッチャーの役目を
持っています。
植えられた3mのブルーエンジェルの成長と共に存在感を増してゆきます。 |
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和室前のグランドカバーの小熊笹も2年もすると密植すると思います。
寒冷地の旭川ではタマリュウが使えないので笹になってしまいます。
笹の根が広がるのを防ぐ防竹シート(バンブーバリヤー)を埋め込んで
います。
露地の石は白ミカゲのジェットバーナーです。
既存の飛び石を星座の形に並べています。
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ゲストを優しく迎えるエントランスにはタマドウダンを植えています。
芝生の周囲は芝刈り機のタイヤが乗るように縁石を入れてあります。
全部で13個あった既存の飛び石は、北斗七星とカシオペア座に成りました。
スペースの関係で実際の位置関係とは違っていますが13個目の北極星もこの庭の何処かにあります。
旭川のコートハウスにLINKします。 |
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